ヨハネ受難曲

ヨハネ受難曲

10月29日(金)19時より
東京都台東区の生涯学習センター
ミレニアムホールにおいて
GAMUT BACH ENSAMBLE 
第2回定期演奏会 
ヨハネ受難曲 が開催されました。

ヨハネ受難曲

今回、なぜ東京で開催のヨハネ受難曲に関心があったかというと…

12月17日(土)に
浜松市中区富塚町 夢・汎ホールで開催の
ムジカアルタモーダ主催 
はるまちつきコンサート2011
に出演するバスバリトンソリスト
加藤宏隆のブログで
コンサートの紹介がされていたからです。

しかも、彼はヨハネ受難曲の中で、
とても重要な役割の一人でもある、イエスの役だとのこと
加えて、ヨハネ受難曲は、私自身も数年前に、
合唱団員の一員としてステージで歌った経験があり
曲をマスターするまで、大変な時間を費やした思い出の曲でもあるので
他のかたがたが歌うヨハネをぜひとも生で拝聴したいと思い
加藤さんにお願いをしてチケットの取り置きをしていただき
台東区まで聴きに出かけました。

ヨハネ受難曲


チラシが大変シンプルだったので
どういう団体のどういう演奏会なのだろうと
ちょっと不安な気持ちをもちながらもニコニコ
詳細を調べもせずに当日出かけて行きました。

開場に合わせて会場に着き
席をとりあえず確保したあと、飲み物を飲んだり
トイレを済ませたりして着席して開演を待ちました。

チェンバロの調律風景は、私の所属する
磐田バロックコアの開演前と同じような感じです。


定刻となり、ステージ袖のドアが開くと
まずオケメンバーが入場、その後合唱(ソリスト)メンバー入場
最後に指揮者の大槻晃士が入場しました。

私どもの公演の場合、合唱団(アマチュア)が主催で、
プロのオケ、ソリストを招聘し開催するため
いつも、まず合唱団が先に入場しあとからオケのかたとソリストが入り
最後に指揮者が入ります。


まず第一声を聴き
まぎれもなくプロ集団だ
と感じました。
老眼鏡を忘れたため、プログラムの細かい文字を読むことができず、

休憩のときに
夫にプログラムに掲載されていることを読んでもらい
彼らが全てプロで活動されているかたがただということを
改めて実感キラキラ


しかも、私の持っている外国人音楽家による
ヨハネ受難曲のCD.よりはるかに精度の高い
大変美しい和声で、少ない人数ではあるけれども、
精鋭のかたがたによるグループであることが判明しました指輪キラキラ

また、加藤氏以外にも、私の所属合唱団の公演の際に
招聘したソリストのかたや、オケのかたもたくさんいらして
クラシックの中でも、特に古楽をされるかたは
数少ないのかな…とも思いました。


しかしながら、大変残念なことに、ホールの収容人数の3分の2くらいの来場者で
前のほうには空席が目立ち、
こんなにすてきなヨハネを椅子に聴かせているだけなんて
なんてもったいないことなんだろう失恋

と感じました。

この世の中にはいろいろなジャンルの音楽があり
どんな音楽でも、人々の生活の中に、なくてはならないものであると思う人がいる反面
別になくても生死にはかかわらないようなものと思う人がいる…と常々感じています。

そんな、必ずしも生活に必要なものとは言い切れないかもしれない音楽ですが
やはり、どんな人も、何かしら好みの音楽があると思います。


それでももし、いま、特に好みの音楽がない方には、
ぜひとも、今回私が聴いた
GAMUT BACH ENSAMBLE のような美しい和声を聴いていただきたいと思います。

心が洗われ、敬虔な気持ちになれる音楽…
こういう音楽をムジカアルタモーダの音楽会でも
作り出していきたいと考えます。


12月17日のはるまちつきコンサート2011
加藤氏をはじめとし、若手の4人が
それぞれの得意分野を活かし、きっと美しい和声、
心が救われるような音色を作り出してくれるものと思います。

あと1ヶ月半となりました。

すてきなコンサートになりますので、
みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひともお越しくださいませ音符


同じカテゴリー(コンサート)の記事
告知
告知(2012-02-16 00:46)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
ヨハネ受難曲
    コメント(0)